【欧州連合】

2013年1月より新しいVAT規定が発効されます。

第一に、電子インボイスが紙のインボイスと同様に扱われることとなります。このことにより、企業は電子インボイスか紙のインボイスかどちらかを選択して使用することが出来るようになります。このことにより欧州連合全体で180億ユーロもの事務コストの削減に繋がると見られています。

次に、年間売上が2百万ユーロ以下の中小企業に対して、売上に関する付加価値税の支払いについて、これら付加価値税が支払われた後に納付することができることとなりました。この結果、中小企業のキャッシュフローに関する問題を避けることが出来ます。

VATインボイスに関する第二次指令は2010年7月に採択され、2013年1月に全ての加盟国で適用されます。この指令はVATインボイスのルールを簡素化し、ビジネス上の負担や障壁を軽減することが出来ます。

電子インボイスと紙のインボイスは同様に扱われます。このため、加盟国は電子インボイスに関する様々な条件を撤廃しなくてはなりません。例えば電子署名の利用やインボイスの電子保存などがこれにあたります。

加えて、この新しい規定では、加盟国に対して、売上高が2百万ユーロの中小企業は、売上に課税する付加価値税については、インボイス発行のタイミングでは無く、付加価値税を受領した後で支払うことが出来るオプションを与えることにしました。このことにより、中小企業のキャッシュフローを大きく改善することが可能となりました。