ハンガリー、子供2人の家族に対する税制優遇を強化

ハンガリー人材省のノヴァーク・カタリン家族・青少年関連担当政務官は12月19日、子供2人を育てる家庭の税額控除を、来年1月から月当たり5,000フォリント(約2,000円)増額し、月当たり3万フォリント(約1万2,000円)とすることを発表した。 ハンガリーの2017年度予算では、家族支援に4.7%の1兆7,410億フォリント(約6,900億円)が割り当てられた。2016年度比では14%増、金額では2,160億フォリント(約856億円)の増額である。

 

月当たり1万2,000円の税額控除に

ハンガリー人材省のノヴァーク・カタリン家族・青少年関連担当政務官は12月19日、子供2人を育てる家庭の税額控除を、来年1月から月当たり5,000フォリント(約2,000円)増額し、月当たり3万フォリント(約1万2,000円)とすることを発表した。今年度に引き続く控除額増額となる。

ノヴァーク政務官によれば、ハンガリー国内の子供2人の家庭は約35万世帯あり、これだけの家族が恩恵をうけることとなる。

なお、子供1人の家庭、および3人以上の家庭に対する税額控除額は変更はない。現在の控除額は、子供1人の家庭は1万フォリント(約4,000円)、子供3人以上の家庭は、子供1人につき3万3,000フォリント(1万3,100円)の控除となっている。

OECD平均の2倍近くの家族支援

ハンガリーの2017年度予算では、家族支援に4.7%の1兆7,410億フォリント(約6,900億円)が割り当てられた。2016年度比では14%増、金額では2,160億フォリント(約856億円)の増額である。

またGDP比では2.55%となっており、この数字はOECD平均と比較すると約2倍になっていることをノヴァーク政務官は強調した。

家族政策を推し進める現政権

現在ハンガリーでは、中道右派のフィデス=ハンガリー市民同盟とキリスト教民主人民党の連立政権で、保守主義・家族主義の政策を推し進めている。

現政権は2015年に、当時月当たり2万フォリントだった子供2人家庭の控除額を2019年までに倍額の4万フォリントまで増額する決定しており、今回の控除額増額についてもこの決定に従ったものである。

なお今回の増額には、これまで子供3人以上の家庭が特段の優遇を受け、子供2人の家庭との間に大きな格差があった状況を是正するものと見られている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ハンガリー人材省
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