はじめに
Amazon、eBay、 楽天、Shopify、WooCommerce、コロナ渦において世界で拡大し、今でやあらゆる企業が注目する「越境EC(E-commerce)」。越境ECはサイト作成後数分後から販売開始でき、世界の市場からの新たな売上機会になるといった良い面は紹介されます。反面、現地の税金や、様々なコストについてはあまり共有されていません。VATなど現地の税金は、販売者が現地の購入者に課税・徴収しますが、越境ECの場合でも課税・徴収・申告の場合は発生します。
税理士や弁護士等、国内の専門家が海外の税務や法務の知見が有る訳ではありません。
このコラムでは、越境ECの税務面について、豊富な経験を有するオプティ株式会社が「越境EC税務ナビ」としてQ&A形式で提供します。当越境EC税務ナビが、越境ECを考えている様々な企業のお役立ちになれば幸いです。
【Q】ブレグジットの影響でAmazon UKでの販売はどうなりますか?
【A】Amazon輸出の際、多くのセラーが販売開始するのがAmazon UKです。現在、Amazonでは、FBA販売を行う場合は、現地での税務申告が必要となります。
また、2021年現在では、FBA販売以外の場合やShopify等のケースでもVAT登録及び申告が必要となってきています。
BREXITによる影響
2019年3月にBREXITが予定されています。アマゾンセラーの中でもFBA利用を行って欧州域内で販売しているセラーは、イギリス以外の国でのVAT登録が必要となります。
なお、当社ではブレグジットの影響を算出するサービスもございます。是非こちらもご検討くださいませ。
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