Q, 当社は日本国内の製薬関連企業です。現在、欧州にて医薬品製剤の製造を委託しています。このような場合の欧州付加価値税(欧州VAT)の対応を教えて頂けますか。
A, 製薬業界では、医薬品の製造や研究開発について海外企業に外注する傾向が年々強まっています。その理由の一つが、研究開発費の高額化です。高額な研究開発費や製造費のため、これらの製造研究の業務委託の傾向が強まってきています。
これらの業務委託の中には様々な形態がございます。下記に経産省での資料を利用してご説明します。
URL: https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shomu_ryutsu/bio/pdf/011_09_00.pdf
上記のようにバリューチェーンのうち、様々な業務範囲を切り分けて、外部委託する形態がCMO(医薬品製剤製造支援事業)であると言えます。
当社オプティ株式会社では上記のようなCMO関連の課税分析を数多く対応して参りました。
様々な国での課税分析やリスク分析などのアドバイザリー事業と、税登録・税申告・還付対応などのコンプライアンス事業と2つの事業を行って参りました。
当社では対象国はEU、UK、スイス、US、カナダ、中国、オーストラリア、UAEなど世界各地でのアドバイスや税申告が可能です。
また、MyOptiという自社独自の税務申告ツールを駆使してクライアント企業の税申告をオートメーションで対応しております。
CMO関連の現地税制の確認及び税申告は是非お問合せいただきたく存じます。