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Q,エクセルデータを利用したVAT還付額の事前分析について教えてください

作成者: オプティ株式会社|Dec 10, 2017 9:46:03 AM

はじめに

Amazon、eBay、 楽天、Shopify、WooCommerce、コロナ渦において世界で拡大し、今でやあらゆる企業が注目する「越境EC(E-commerce)」。越境ECはサイト作成後数分後から販売開始でき、世界の市場からの新たな売上機会になるといった良い面は紹介されます。反面、現地の税金や、様々なコストについてはあまり共有されていません。VATなど現地の税金は、販売者が現地の購入者に課税・徴収しますが、越境ECの場合でも課税・徴収・申告の場合は発生します。

税理士や弁護士等、国内の専門家が海外の税務や法務の知見が有る訳ではありません。

このコラムでは、越境ECの税務面について、豊富な経験を有するオプティ株式会社が「越境EC税務ナビ」としてQ&A形式で提供します。当越境EC税務ナビが、越境ECを考えている様々な企業のお役立ちになれば幸いです。

【Q】エクセルデータを利用したVAT還付額の事前分析について教えてください

【A】

当社ではエクセルやCSVデータをお客様より受領することにより、VAT還付額を事前に調査しお客様に提出することが可能です。

お客様側では、事前にVAT還付額が判明しているため、様々なメリットがございます。

  • 既にVAT還付を実施している場合、過去のVAT還付金額に対して当社でVAT還付額を調査することにより真の還付余力を確認することができます。
  • VAT還付を実施していない場合、新たにVAT還付を行うにあたり、どの程度の還付額が見込めるかを確認できます。このため、上層部へも説明がしやすくなり、ROIも測定しやすくなります。

エクセルやCSVデータが必要

データを利用したVAT還付額分析の際には、エクセルデータ又はCSVデータが必要となります。当該CSVデータには下記の6項目が満たされている必要があります。

  1. 日付
  2. 貴社の国名
  3. サプライヤーの国名
  4. 経費種類
  5. 通貨
  6. 総額

上記について一つずつ説明していきます。

1. 日付

何月何日の日付のインボイスであるか、はデータ分析の際、当社では確認する必要がある項目です。例えば、ホテル等に宿泊した日やタクシーを利用した日ということです。

2. 貴社の国名

貴社の国名としては、一般的には「日本」であると思われます。

3. サプライヤーの国名

サプライヤーの国名としては、ドイツ、フランス、イギリスといった、いわゆる経費を利用した国となります。例えば、フランスのホテルに宿泊した場合、サプライヤーの国名としては「フランス」となります。

4.経費種類

経費の種類としては、出張経費(T&E)の場合であれば、ホテル代、タクシー代、バス代、駐車場代、レストラン代等になります。またサプライヤーからのインボイスの場合は、研究開発費、物品購入代、試験代等、様々な経費種類になろうかと存じます。このような経費種類を記載頂きます。

5. 通貨

韓国で言えばウォン、英国で言えばポンド、ドイツで言えばユーロなど、通貨をご教示ください。

6.総額

上記の通貨とも関連しますが、当社への情報としては、「200Euro」というように、通貨と総額を合わせて頂いても構いません。

注意事項

当該サービスは基本的に無料で対応しております。
但し、対象経費は旅行経費とさせて頂きたく宜しくお願いします。(ホテル代、レストラン代、タクシー代、バス代、等)

 

まとめ

VAT還付の際には事前のデータ分析を行うことをお勧めしています。通常、VAT還付には3日程度で終了します。是非お問い合わせくださいませ。

 

免責事項

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