Amazon、eBay、 Shopify、コロナ渦において世界で拡大し、今でやあらゆる企業が注目する「越境EC(E-commerce)」。越境ECはサイト作成後数分後から販売開始でき、世界の市場からの新たな売上機会になるといった良い面は紹介されます。反面、現地の税金や、様々なコストについてはあまり共有されていません。
VATなど現地の税金は、販売者が現地の購入者に課税・徴収しますが、越境ECの場合でも課税・徴収・申告の場合は発生します。
税理士や弁護士等、様々な国内の専門家であれ、海外の税務や法務の知見が有る訳ではありません。
このコラムでは、越境ECの税務面について、豊富な経験を有するオプティ株式会社が「越境EC税務ナビ」としてQ&A形式で提供します。
当越境EC税務ナビが、越境ECを考えている様々な企業のお役立ちになれば幸いです。
【Question】
中国の越境EC会社がサクラレビューを行っていると聞いたことがあります。サクラレビューってずるくないですか?
【Answer】
サクラレビューは消費者を騙す行為ですからずるいとは思います。
ただ、「ずるい」とはいえ、実際に行われていることも事実です。
下記の記事(インプレスウォッチ)も御覧ください。
(出所:Yahooo https://news.yahoo.co.jp/articles/1eb8dac46ec75466b98b775c94620705380e755a)
このように、中国のECセラーの中にはサクラレビューをしている企業もあります。
上記の記事でも報道されていますが、アマゾン等のプラットフォーム側でもサクラレビューや不正レビューの対策がなされているようです。
サクラレビューの実体としては、商品代金を無料にして、口コミ評価に良い評価(☆5つ等)を付けてもらうことです。このため、評価が高すぎるレビューに関しては、疑う癖を身に着けた方が良いのかもしれません。
是非皆さんもサクラレビューに騙されないようにしてくださいね。