Skip to content
オプティ株式会社Jan 13, 2013 8:54:00 PM< 1 min read

お客様の声〜安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社様

 

「お客様の声」ご紹介

 

今回は、弊社のお客様の中から、"安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社"様からの「お客様の声」をご紹介させて頂きます。

掲社では欧州での付加価値税番号(VAT番号)を保有しておりますが、顧客から納入先を突然欧州域内に変更されるケースがあるため、欧州付加価値税に関する営業マンの知識を高めたいとのご意向で2011年9月に欧州付加価値税についてのセミナーを開催させて頂きました。

 

港湾荷役用クレーンシステムの世界トップ企業

kodasama

甲田 浩章様(経理グループ グループ長)

オプティ(以下O)貴社のビジネスにつきまして教えて頂けませんか。

甲田様(以下K):当社は安川電機と独シーメンスが50%ずつ資本参加した合弁会社です。1999年に設立して以来、産業用のオートメーション技術に特化した機械製品を様々な分野に提供しています。

O御社の製品は、たとえばどんなところで使われているのですか。

K:たとえば、港湾荷役用のクレーンシステムや紙パルプ製造用の機械に使われています。また、自動車産業や家電産業で使われる大型プレス等に使われています。

欧州域内への納品が増え、営業マン一人一人にVATの知識が必要に

O:今回貴社で付加価値税のセミナーを開催されようと思った理由をお聞かせください。

K:弊社では、シーメンスの合弁ということもあり、シーメンス製品を拡販しています。その関連で欧州域内のビジネスがだんだん増えてきました。

通常、ドイツの本社から製品を購入した機械設備を日本国内で販売する場合は問題がありません。しかし、シーメンス製品を当社のお客様の現地法人(トランスプラント)に投資し直接納入すると言う案件が増えてきています。そのようなときにVATの問題が発生するので、営業マンがVATの基礎的な知識を得ることによって、課税リスクを低減出来るのではないかと思っています。

また、VATを含む間接税に対して欧州では課税が強化されているとよく伺います。弊社のグループ企業は上場しているため、コンプライアンスの遵守が強く求められています。このように、「税務リスクの低減とコンプライアンスへの対応」という理由から一度体系的に関連部署を集めて学びたいと思いセミナーをお願い致しました。

 

セミナーで期待していた点

 

O:そうすると、今回セミナーで一番期待していた効果はどのようなものですか。

K:そうですね。やはり、営業マン一人一人が付加価値税についての認識を高められたらと思っていました。

また、自分たちの行っているスキームや契約条件によってどのようにVAT関係が変わっていくかということをきちんと意識をしてほしいと思っていました。

O:期待通りの効果は得られたと思いますか。

K:(アンケートを見ながら)今まであまりVATとは縁の無い部署の営業や購買にも「欧州ビジネスの際は、VATという税金に気をつけないといけない」という何らかの気づきを与えることは出来たのではないかと思います。また、自分たちの行っているスキームや契約条件によって、VAT関係がどのように変わっていくかという一次判断は出来るレベルにはなったのではないでしょうか。

今まではそこまでの意識は無かったかも知れませんでしたが、今回きちんとコンプライアンスに合った契約条件を教えて頂いたので、今後の営業の商談等において、「これは気をつけないといけないかな」、あるいは「この取り組みは一応経理に聞いてみようかな」という、以前とは少し違うレベルの高い意識は持てるようになったのではないでしょうか。

もしこのような機会に勉強しなかったら、現在利用しているVAT番号以外に、別の国で無駄なVAT番号を取らなくてはいけなくなったかもしれません。

その意味でもセミナーで勉強出来て良かったと思います。

O:ところで、今回、弊社をご採用頂いた理由についてもお聞かせ頂けませんか。

K:何社かご提案は受けたのですが、オプティさんが一番小回りが利いて柔軟に対応していただいた点を評価させて頂きました。他社さんでは本社の承認が必要と準備期間が数ヶ月も必要であったり、費用面でも数倍の違いがあったため、オプティさんほど柔軟にご対応頂けませんでした。また資料についても、弊社の状況に即した資料を作成頂けるという点も考慮させて頂き、オプティさんをご利用させて頂きました。

O:最後に、今後の貴社のビジネスの展望について教えて頂けませんか。

K:現在の当社の中期計画として、今後はよりシーメンス製品を拡販する必要があります。その中でも大型のモーターあたりの事業展開をしていくことになります。そうなると機械設備をわざわざ日本に持ってきてというより、欧州域内で機械を仕入れて欧州域内で納品するというドロップシップが増えてくる。そういう意味では適正なVATの処理が必要となります。今回のセミナーで、このような第一ステップはクリア出来たのではないかなと思います。今後とも様々な事例が出てくると思うので、またいろいろとご相談させて頂きますが、宜しくお願い致します。

 

お客様 企業情報?

 

Yasukawa_Siemens

社名 安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社
本社 東京都江東区有明3-4-10 東京ファッションタウンビル西館 9階
事業内容 産業用電気機械設備及びシステムの設計・製造・販売・保全
従業員数 約280人
資本金 21億2500万円
代表取締役 社長 扇 博幸氏副社長 ヴォルフガング ビュットナー氏
設立 1999年4月21日
ウェブサイト http://www.ysad.co.jp/

 

関連E-book

はじめてのVAT還付 はじめてのVAT登録 コスト削減コンサルティング デジタル化と税務

その他のお客様の事例

新規CTA furukawa 

新規CTA    新規CTA

新規CTA 新規CTA 

新規CTA    新規CTA   

avatar

オプティ株式会社

オプティ株式会社では間接税を中心として国際税務に関するコンサルティングを実施しています。

RELATED ARTICLES